給食室
給食について
食べることは命を育み、五感を豊かにし、丈夫な身体づくりの源です。
特に乳幼児期は、栄養素の摂取とともに、生涯にわたる食習慣の基礎をつくる大切な時期です。
そのため多くの食品や旬の食材を使用し内容豊かな食事となるよう献立を考えています。
調理員一同、子どもたちの健やかな成長を願い栄養管理・衛生管理に配慮した給食を調理し、『食べることは楽しい・おいしい・安心する』と感じてもらえる給食を目指しています。
1.味付けは薄味にし、食材の持つ味を大切に、子どもたちに伝えるようにしています。 |
2.低年齢の子どもを預かる保育園として、より安全を考慮して果物以外はすべて加熱し生野菜のサラダは出していません。 |
3.体に必要な栄養素をバランス良くとる為、ご飯と汁物、主菜(魚や肉などの料理)と 副菜 (煮物などの野菜料理)を組み合わせた『一汁二菜』を基本とし、献立を作成しています。 |
4.その日の食事を離乳食、幼児食それぞれサンプル展示しています。 |
5.月の始めには、1ヶ月の献立表、栄養だよりを発行しています。家庭での食事作りの参考になればと考えています。 |
6.給食の献立にどんな材料を使用しているか、それは身体のどんな力になるかを子ども達や保護者に食に対する関心を深めてもらえるよう献立表には食材に●▲★マークをつけています。 |
給食・手作りおやつ紹介
主食: ごはん
主菜: 二色シューマイ
副菜: うの花炒め煮
汁: みそ汁
主食: 竹の子ごはん
主菜: さわらの塩焼き
副菜: さつま芋とがんもの煮物
汁: そうめん汁
主食: ゆかりごはん
主菜: 揚げ出し豆腐
副菜: れんこんの酢炒め
汁: 鮭かす汁
ミートスパゲッティ
ショートブレッド・柿
手作りメロンパン
食材について
給食で使う食材は、近隣地域の方々との関わりを大切にするため保育園近くの商店(肉は肉屋さん、魚は魚屋さん…)に新鮮な食材を毎日届けて頂いています。
また「安全でおいしい給食」の提供に向け、安全な食材の購入、衛生面の徹底など安全性の確保に努めています。
食育について
『音を聞く』・『見る』・『触る』・『匂いをかぐ』・『味わう』など、五感を使って食に関わる体験を通し、食べる事の大切さや喜びを育めるよう取り組んでいます。また、菜園で子ども達が作った野菜を収穫後、調理して食べることで、食事に関わる人々やすべての命に感謝する気持ちを学んでいます。
0、1、2歳児は旬の食材に触れたり嗅いだり、食物への興味や関心を持たせる体験を行っています。 むく、つまむ、ちぎる…など
しめじほぐし
白菜ちぎり
えんどう豆豆とり
3、4、5歳児は調理の下準備から調理、片付けまで食事に関わる様々な体験を行っています。
混ぜる、丸める、こねる、ピーラーで野菜の皮をむく、包丁に慣れる…など
ケチャップづくり
鰹節からだし汁づくり
菜園活動(四季を通じて子ども達自身が育て収穫しています)
ゴーヤ、マクワウリ、なす、ミニトマト、きゅうり、じゃが芋、さつま芋、さくらんぼ…など
★毎年園で収穫したさつま芋を使って2~5歳児でクッキングを行い、みんなでお芋パーティーを楽しんでいます!
稲
さつま芋
きゅうり
なす
その他…
食育だより・栄養だよりの配布、食材クイズや旬の食材を展示しています。
離乳食について
初期(ゴックン期)・中期(モグモグ期)・後期(カミカミ期)・完了期(パクパク期)に分け、献立表を毎月配付しています。また、入園前に『離乳食チェック表』を配布し、ご家庭で食べたことのある食材にチェックして頂き、その表をもとに家庭での離乳食の進み具合を把握し、ひとりひとりの成長、発育の様子にあわせて、保護者・保育教諭・看護師・栄養士の連携の下、進めていくようにしています。
ゴックン期(5~6ヶ月頃)
・つぶしがゆ
・さつま芋しろなの煮つぶし
・人参となすの煮つぶし
モグモグ期(7~8ヶ月頃)
・おかゆ
・ささ身とさつま芋の柔らか煮
・人参となすの柔らか煮
カミカミ期(9~11ヶ月頃)
・おかゆ
・ささ身とさつま芋の柔らか煮
・人参となすの柔らか煮
パクパク期(1才~1才6ヶ月頃)
・軟飯
・鶏肉の治部煮風
・野菜のかつお和え
・味噌汁
アレルギー食について
医師の診断に基づいて、代替食や除去食の対応をしています。他の幼児と見た目もなるべく同じよう栄養も考え日々創意・工夫し、個々のアレルギー児に合わせた給食作りに努めています。
レシピ紹介
材料(作りやすい量)
作り方
1. かつお削り節は乾煎りしておく。
2. 材料①~⑤を順にすり鉢に入れ、すりこぎでする。
分量や材料を好みで調整してまた違った味のふりかけを作っても楽しいですよ。ご飯にかけたり、おにぎりにしたり、お茶づけにしたり、卵焼きに入れたりして活用してください。
材料(4人分)
作り方
1. ボールに白玉粉と絹ごし豆腐を耳たぶ位の柔らかさになるように調節してこねる。
2. まるめた団子をたっぷりの沸騰した湯の中に落とし、浮き上がってきたら冷水にとる。
豆腐が入ることで柔らかくなるのと同時に栄養も強化!
こねたり、丸めたり、お子さんと一緒に楽しく作れます。「畑の肉」といわれる大豆から作られた豆腐やきな粉は、良質なたんぱく質の他、骨粗しょう症の予防に効果があると言われるイソフラボン、動脈硬化を抑制すると言われるダイズサポニン、高血圧症を予防するレシチンが豊富に含まれています。